スーツやダウンコードは、クリーニングに出す方が多いですよね。
クリーニング店ではスーツが上下で1000円、ダウンコートは2600円が相場らしいです。
結構痛い出費ですよね。しかも仕上がりがなんか思った通りじゃなかったり、色あせて帰ってきたり…。
わたしはお気に入りの黒いスカートがグレーになって戻ってきてから、10年ほどクリーニングは利用していません。
じゃあどうしているかというと、家で自分でクリーニングしています。
今回はわたしが実践している、おうちで簡単にしかも驚くほど安くクリーニングできちゃう方法について書いていきます。
それではごゆっくりどうぞ〜(о´∀`о)
おうちでクリーニングって本当に出来るの?

家でクリーニングする時は、こちらのハイベックDX5という、クリーニング専用の溶剤を使います。
このハイベックDX5は100%植物由来のクリーニング溶剤で、水に溶かして漬け込むことにより、ドライクリーニングだけでは落としきれない
- 化粧品や排気ガスなどの油性の汚れ
- 汗やコーヒーなどの水性の汚れ
- 血液や牛乳などの不溶性の汚れ
のすべてをしっかり落とすことが出来ます。なのにふんわりとしなやかに仕上がるので、すごくおすすめです。
わたしが使っているのは、1100ml入った1本6500円のボトルです。高い!!って思いますよね。
でも1回のクリーニングで使うのはたったの15mlなので、このボトル1本で73回もクリーニングが出来てしまいます。
金額にしたらなんと1回89円!!
ワイシャツなら1回の溶剤で5枚は余裕で洗えるので、1枚あたり18円でクリーニング出来るんです。
相場の12分の1の値段でお店で出すのと遜色ない仕上がりになるなら、そっちのほうが主婦的にはうれしいですよね。
おうちでクリーニングってどうやるの?
今回は夫が使った礼服をハイベックを使っておうちでクリーニングしたので、その様子を画像をまじえて書いていきます。
手順1:ハイベックDX5を15ml取り出す

まずは、ハイベックの溶剤を15ml取り出します。
わたしが使っているのは、ショップチャンネルでしか手に入らない計量キャップつきのボトルなので、アマゾンなどで買えるボトルの場合は付属の計量スプーンを使って取り出します。
手順2:バケツなどの容器に水を30〜45リットルためる

わたしは洗濯用のタブトラッグスに水をためています。お風呂場でやると作業がしやすいのでおすすめです。
手順3:ハイベックDX5を水に溶かしてよく混ぜる

水全体に溶剤が溶けるように手を使って混ぜます。
手順4:折りたたんだ服をハイベック水につけこんで服全体に染み込ませる

服のボタンを閉めた状態で折りたたみ、ハイベック水につけていきます。

しっかりと服全体にハイベック水が行き渡るように、上から抑えて押すようにして染み込ませます。
手順5:5分間放置する

ここは何もせず5分間放置します。色の濃い服だと染料が水に溶け込んでものすごい色になりますが、服の色は抜けないので安心してください。
手順6:水からあげて30秒間脱水する

5分経ったら汚れが取れたので、水から引き上げてそのまま洗濯機の脱水コースで30秒脱水します。
必ずハイベック水がついた状態のまま、ネットに入れずに脱水してください。
手順7:シャワーを使って水をかけてすすぐ

シャワーで水を服にかけて、30秒から1分くらいすすぎます。
あまり長くやるとハイベックのコーティングが取れてしまうので、さっと流す程度で大丈夫です。
手順8:再び30秒間脱水する
さきほどと同じく洗濯機の脱水コースで30秒脱水します。
手順9:陰干しをする

水でヒタヒタの状態のまま(水が滴り落ちるか落ちないかのギリギリのライン)陰干しをします。
ヒタヒタの状態のまま自然乾燥させると、水分が上から下に抜けるので自然とシワが伸び、きれいに仕上がります。
スーツなら1日でしっかり乾きます。
以上でおうちでクリーニングはおしまいです。おつかれさまでした!
おうちでクリーニングの仕上がりはどんな感じ?

こちらが乾いた状態の礼服です。
色落ちもせずしっかりと黒が残っています。
手触りもなめらかで匂いもなく、すっかりきれいになりました。
これからはおうちで手軽に安くクリーニングしよう
夏には汗で汚れたワイシャツ、冬にはダウンコートやマフラー、セーターなど、クリーニングするものって意外とたくさんありますよね。
そんな時に家でクリーニングできればお財布にも優しいので、おうちでクリーニングは本当におすすめです!
皆さんもぜひ試してみてください。
それでは今日はこのへんで(о´∀`о)