わたしが暮らしブログを書く理由。

わたしが暮らしブログを書く理由

わたしには持病があり、月に一度はかかりつけの病院に診察に行っています。

先日、主治医からこんな質問をされました。

「よしえさんはなんでブログを書いているの?」

主治医はいつも自分の行動がどんな感情・どんな理由から発生したものかを尋ねてきます。

この質問もその類です。

わたしにはブログを書く明確な理由があるのですが、これまで誰にも話したことがなかったので、良い機会だし書いてみることにしました。

 

なんでブログを始めたのか

わたしがこのブログ「おだやかぐらし」を始めたのは2016年の1月2日です。

冒頭で書いたとおり、わたしは23歳でとある病気になり、ずっとそれと付き合っています。

会社員時代に発症したので、一時期は休職し、寝たきりで親に介護されながらやっと生きている状態でした。

身体が全く動かないので、延々と天井を見ながら息をするだけ。

まさか20歳を過ぎてから親にこんなに迷惑をかけると思っていなかったし、自分の無生産さが悔しくて天井を見つめながらひたすら泣いていました。

毎日続く暗黒の日々。世界を本気で呪うしか自我を保つ方法がありません。

 

「もう一生このままなんだろうな」

そう思っていましたが、現在の主治医がいる病院に転院してから少しずつ症状が良くなっていきました。

 

数年間まったく味覚がなかったのですが、やっと食べ物の味がわかるようになりました。

10分以上歩けなかったのが、30分にのびました。

何年もひどい不眠でしたが、人並みに眠れるようになりました。

 

数えきれないくらいの「できること」が増えていったのです。

当たり前のことが当たり前にできず世界を呪う日々から解放され、わたしはやっと「普通の人」になれました。

ごくごく当たり前の生活ができるのが本当に、本当に嬉しくて、この喜びを誰かに伝えたくなりました。

 

おだやかに毎日暮らせることは奇跡なんだよ。

そう想いをこめて「おだやかぐらし」はスタートしました。

 

普通でささやかな毎日を記録して生きた証を残す

わたしが暮らしブログを書く理由

開始当初のおだやかぐらしは、1枚の写真と3行ほどのポエムで構成されていました。

「ただの一般人の日記なんて誰も興味ない」とよくブログ論では言われますが、写真とポエムだけのブログでもなぜか初月から1万PV以上あったのが今でも不思議です。

始めた理由が「普通の生活をしている様子を記録するため」だったので、PVにはそれほど興味がなかったのですが、やっぱりたくさんの人から見てもらえるのは嬉しいですね。

 

途中で休止したり、一旦閉鎖したりいろいろ紆余曲折ありましたが、今日もこうしておだやかぐらしを更新しています。

別に「生きてることは素晴らしい」とか「普通に生きてることのありがたみを感じろ」とか啓蒙する気はありません。

単純に今の何気ない暮らしが好きでしょうがないので、ブログという媒体を使ってこの気持ちを共有したいだけです。

 

今日もわたしは生きている。

何万回死のうと考えたかわからないけど、とりあえず今日は生きている。

愛する家族がいて、普通にご飯食べて、家事をして仕事をして、お風呂に入って眠りについて。

なんて素晴らしい毎日なんだろう。

 

世界を呪い自分を呪っていた時からは考えられないくらいの幸せを、生きている証をブログにして残そう。

これがわたしが暮らしブログを書く理由です。

 

ブログで有名になって、ガンガン稼げたらいいなと思ったりもしますが、根幹の理由がこんな感じなのでこのおだやかぐらしはたぶんこれからもまったり続いていきます。

たまに「よしえさんは今何しているのかな」と友達の家に遊びに行く感覚でのぞいてもらえればとても嬉しいです。

どうぞこれからもよろしくお願いします。